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2023年7月31日

持続可能な営農に

担い手確保へ支援必要 
肥料高への対応も 
石井幹事長 埼玉の農家から声聴く

公明党の石井啓一幹事長は、都市部の農業の実情と課題を探るため、29、30日と、埼玉県の八潮、草加、三郷各市の農家を相次いで訪れ、経営継続に向けた担い手確保や肥料をはじめとする生産資材価格の高騰などに関する意見や要望を聴いた。輿水恵一衆院議員、矢倉克夫参院議員、地元市議が同行した。

田んぼの前で、大隅さん(左端)から稲作の現状などを聴く石井幹事長(右隣)ら=30日 埼玉・三郷市

このうち三郷市では、市内のコメ農家である大隅進さん(72)らと会い、稲作経営を取り巻く環境について活発に意見交換した。大隅さんらは、高止まりが続いている肥料価格の影響で生産コストが増していると主張し、国の補助金の適用条件緩和を求めた。

また、米価が安くなっている実情を踏まえ、付加価値を高めるため、米粉販売を検討しているが「機械が高額だ」とし、購入補助などの支援を要望した。このほか、高額な農機の購入の難しさや、水田の担い手確保に向けた取り組みなどについて話を聴いた。

細井さん(右端)の農地でオクラの栽培状況などを見て回る石井幹事長(左隣)ら=29日 埼玉・草加市

草加市では、「谷塚園芸出荷組合」の組合長を務める細井進さん(72)と懇談。細井さんは、農家の高齢化に伴い「ここ10年で、加入する組合員が半減している」と強調し、深刻な後継者不足に危機感を募らせていた。また、営農継続に向けて、税制措置を含めた行政側のさらなる支援の必要性も訴えた。その後、一行は、細井さんが手掛けた生産農地でトマトやオクラなどの農作物を見て回った。

八潮市では、コマツナなどを生産する服部清隆さん(52)宅を訪問。服部さんは、猛暑の影響で野菜の生育状況が悪く、農業協同組合(JA)の直売所などへの納入量が減り、収入面で打撃を受けている現状を吐露した。

視察を終えた石井幹事長は「農家の方々と直接お会いして、さまざまな課題や意見を伺うことができた」と述べ、都市農業の継続に向け、「政策実現にしっかりと取り組んでいく」と決意を語った。

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