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女性活躍、農業分野も
園芸農家を訪れ課題探る
埼玉・三郷市で石井幹事長
中川園芸が取り扱う観葉植物について話を聴く石井幹事長(左端)ら=24日 埼玉・三郷市
公明党の石井啓一幹事長は24日、埼玉県三郷市で観葉植物の生産販売を営む園芸農家「ハイドロカルチャー中川園芸」を訪れ、農業分野における女性活躍推進に向けた現状と課題などを巡り、女性農業者らと懇談した。宮崎勝参院議員、鳴海和美市議が同行した。
中川園芸の中川宏子さんは、まだまだ女性の就農者が少ないと指摘。改善策の一つとして、「休暇の取得など子育てしやすい環境の整備が重要だ」と強調した。
また、物価高騰の影響については、電気代に加えて、観葉植物を入れるグラスなどの資材が値上がりしていると窮状を訴えた。
その後、一行は、観葉植物の生産現場や販売所などを見て回った。このほか、土を使わずに植物を育てることができる栽培方法「ハイドロカルチャー」に関する説明も受けた。
視察後、石井幹事長は、農業分野における女性の活躍推進は大切だと力説。物価高対策については「引き続き状況を注視して、しっかりと検討していきたい」と決意を述べた。