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2018年5月21日

工業専門 県立図書館リニューアル

全国初 電子ジャーナル導入
川崎市

電子ジャーナル・データベースについて担当者から話を聞く(左から)小野寺、西村の両県議

神奈川県は、このほど工業分野に特化したユニークな県立川崎図書館を川崎市の川崎区内から高津区の「かながわサイエンスパーク」へ移転させた。これに伴い、論文誌などが電子化された「電子ジャーナル」を検索、閲覧できるデータベースを新たに導入した。図書館の担当者によると「電子ジャーナル・データベースの導入は公共図書館では全国初」だという。公明党の小野寺慎一郎、西村恭仁子の両県議が移転の記念式典に参加した。

県立川崎図書館は1958年に工業専門図書館をめざして開館。以来約60年、自然科学や技術・工学、特許・規格、社史などの図書資料を収集・提供し、企業の技術開発などを支援してきた。

今回、新たに導入し、電子ジャーナルを検索、閲覧できるデータベースは「IEEE Xplore(アイトリプルイー・エクスプロア)」と「Scopus(スコーパス)」の二つ。これらは研究者や技術者のニーズが高く、特にスコーパスは1800年代以降の人文・社会・自然科学分野の抄録を検索できる世界最大級の引用文献データベース。大学や国の研究機関クラスの科学情報が公共図書館で入手できるようになった。調べた資料は図書館内で印刷することもできる。

専門書24万冊、ものづくり後押し

このほか、同図書館は工学・産業技術・自然科学分野の専門書約24万冊や、国内有数の約1万9000冊の社史コレクション、技術調査や研究開発に役立つ学会誌や講演論文集などの雑誌約8700冊をそろえている。

また、館内には資料などを調べることのできる「調査」スペースのほか、「発想」「交流」「考究」「議論」の各スペースを設置。講座の開催や、専門家による知的財産の個別相談などを実施し、「ものづくり情報ライブラリー」として、産業振興を支える機能に特化している。利用時間は午前9時半から午後7時半(土曜、祝日は午後5時半)まで。日曜日と毎月第2木曜日が休館日。

堀端保聖館長は「電子ジャーナルの導入によって、さまざまな情報にアクセスできるようになった。多くの方に役立ててもらいたい」と話している。

同館の移転に際し、西村県議は2017年12月の定例会で「ものづくり技術の要となる産業技術に関する情報は、今後、紙媒体からデジタル化されたものが中心となることが想定される」と指摘し、移転に合わせて電子ジャーナルのデータベースを導入するよう求めていた。

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