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2023年7月18日

女性の視点から政策実現

党勢拡大へ走る 県本部女性局

女性の視点からの政策実現をめざし、公明党の各都道府県本部の女性局は、団結第一にさまざまな活動を展開しています。今回は、定例会を軸に党勢拡大へ奮闘する党栃木県本部女性局(局長=荒川美代子・小山市議)と、女性の県代表と新任の女性局長が誕生した同山口県本部女性局(局長=高砂朋子・防府市議)の取り組みを紹介します。

勉強会など定例会を継続開催
栃木

定例会で活発に意見交換し合う党栃木県女性局のメンバー=4日 宇都宮市

党栃木県本部女性局は長年、全女性議員を対象にした定例会を継続し、党勢拡大へのリズムとしてきました。定例会では、女性局の運動方針の確認や各種情報の共有のほか、識者らを招いた政策勉強会も行っています。コロナ下ではオンラインを駆使し開催してきましたが、4日には対面での定例会を約3年ぶりに実施しました。

この日は冒頭、先の統一地方選で初当選した新人議員4人の研修の意義を込めて、女性議員のあるべき姿や注意点などを学びました。

また、女性局の年間の活動方針を示した上で、党員会のあり方や“議員通信”の作成、SNS(交流サイト)の発信の仕方についても確認し合いました。大豆生田春美・大田原市議は「SNSの重要性を再認識しました。党勢拡大へ積極的に発信していきます」と決意。荒川礼子・日光市議は「地域に出向き小単位で党員会を開催している事例を見習って、党員と強くつながれるよう取り組んでいきたい」と話していました。

また、各議員が自らの“議員通信”などを紹介しながら、それぞれの自治体における公明実績を報告。実現までの経緯などについて活発に意見交換しました。古澤ちい子・栃木市議は「地方創生臨時交付金の使い道について新たに学べて、生きた情報を交換し合う場でもあると実感しています」と強調していました。

この後、定例会では「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション栃木」の吉澤和子代表らを講師に招き、選択的夫婦別姓の現状と課題などについて勉強会を開催しました。

荒川局長は「今後は、コロナ禍前に行っていた、定例会とセットで実施する女性局街頭演説も復活させ、党女性委員会の取り組みとともに、地域の実績や政策をアピールしていきます」と決意を語っていました。

新体制の下、議員力アップへ
山口

講師を招いた勉強会に参加する党山口県女性局のメンバー=12日 山口市

党山口県本部女性局は12日、新体制の下、初の局次長会を開催して今後の活動方針などを話し合いました。これには石丸典子県代表とともに、局次長の佐々木公恵・萩市議、坂本晴美・下関市議、江崎加代子・周南市議が参加しました。

この場で確認したことは、公明党の女性議員がいない市町でも、女性政策を前に進めるために、女性局が中心となって全議員対象の政策勉強会を開催していく方針です。石丸代表は「勉強会で研さんしたことを、それぞれの地域実績につなげてほしい」と強調。坂本市議は「議員同士で連携を取り合いながら、女性政策を推し進めていけるよう積極的に取り組んでいきます」と話していました。

局次長会後は、女性局の全メンバーが一堂に会し、意見交換会を開催。局次長会で決定した主な活動方針として、①互いに情報を共有し合うための会合の定期開催②男女問わず全議員を対象にした勉強会の実施③恒常的に党を応援してくれる「アクティブサポーター」の拡大――などを紹介。このうち、勉強会については、第1回のテーマを「子育て支援」「子宮頸がん予防」に決定しました。

またメンバーは、直近の議会定例会で石丸県代表や各議員が質問した内容について確認。江崎市議は「生理の平等に関する質問の仕方や答弁の切り返しは参考になりました」と語り、佐々木市議は「市議会全体で女性議員は私一人。ここで吸収したことを議会質問で生かしていきます」と述べていました。

意見交換会の後、合同会社「結い後見事務所」の讃井康一代表社員(社会福祉士)を招き、後見人制度の概要や実情について勉強会を開催しました。終了後、高砂局長は、「女性局のメンバーが積極的に学び、力を付けて、県本部全体の議員力アップをめざします」と決意していました。

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