ニュース
外出支援 担い手確保へ
網膜色素変性症巡り要望聴く
伊佐副大臣
難病の患者団体から要望を受ける伊佐副大臣(中央左)ら=13日 厚労省
伊佐進一厚生労働副大臣(公明党)は13日、厚労省で熊本県網膜色素変性症協会の山本悟会長、宮崎県同協会の竹森義則会長らから、視野が非常に狭くなる難病「網膜色素変性症」の患者らの同行援護に関する要望を受けた。公明党の秋野公造参院議員らが同席した。
団体側は、視覚障がい者の外出を手伝うガイドヘルパーについて、公共交通機関が脆弱な地方では、なり手不足が懸念されると指摘。養成講座の受講料助成を要望した。同症の治療法確立に向けた予算措置や、補装具・日常生活支援用具の拡大なども求めた。
伊佐副大臣は養成講座に関して、国から支援できるよう県の事業とした上で「(講座の)委託などを考えてはどうか」と述べた。