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国内経済は底堅い
山口代表 成長維持へ政策重ねる
公明党の山口那津男代表は20日午前、国会内で記者団に対し、同日発表された今年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値が2四半期連続のプラス成長になったことについて、大要、次のような見解を述べた。
一、景気の緩やかな回復傾向が裏付けられている。季節的な要因で内需に若干のマイナスがあるが、4月以降には克服できるのではないか。回復基調をこれからも維持できるように、さまざまな施策を重ねていきたい。
一、(今回、プラス成長になった要因について)輸出、輸入ともに減ったが、相対的に輸入よりも輸出の方が多いので、全体のプラス要因になったという一面は直視しなければならない。一方で、内需は住宅投資や公共投資を中心にプラスで、国内経済は底堅いものがある。今後も一喜一憂せずに、米中貿易摩擦による影響や経済対策を行っている中国の動向をしっかりと注視したい。
一、(10月予定の消費税率引き上げについて)今回もプラスの結果であり、4月以降も良い結果が期待できる。消費税率は予定通り引き上げて、教育費負担の軽減などをしっかり実行していくべきだ。