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生成AIの利活用促進
有識者会議の内容巡り議論
党検討委員会が初会合
生成AIの利活用を巡り初会合を開いた党検討委員会=6日 衆院第2議員会館
公明党の生成系AI利活用検討委員会(委員長=平木大作参院議員)は6日、衆院第2議員会館で初会合を開き、生成AI(人工知能)に関し、政府の有識者会議「AI戦略会議」の議論内容を聴取し、課題などを巡り政府側と意見交換した。
平木委員長は、生成AIは社会を大きく変革する可能性のある技術として期待されるものの、活用する中で問題も生じ得ると指摘。利活用に向け「充実した議論を進めていきたい」と述べた。
政府側は、有識者会議がまとめた暫定的な論点整理で、日本がAIに関する国際的なルール構築に向けた主導的役割を果たすとともに、早急に基盤的な研究・開発力を「国内に醸成することが重要」と記されたと報告。一方で機密情報の漏えいや個人情報の不適正な利用などリスクに関しても列挙されたと説明した。
出席議員からは、日本語・日本文化を基礎にした国産の生成AIを開発推進していく重要性を指摘する意見が上がった。