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信頼広げる活動に先駆
地域に貢献!グループ紹介
公明党員らの有志でつくるボランティアグループが各地で地域に貢献し、信頼の輪を広げています。今回は、千葉県、東京都、大阪府で長く活動を続けるグループを紹介します。
六間川をきれいにする会
来年で結成30周年、植栽も
千葉・松戸市
千葉県松戸市の「六間川をきれいにする会」(滑川久子会長)は1994年、川沿いの環境美化を目的に結成され、来年で30周年を迎えます。
近年は近隣の高校や小学校の生徒、児童と合同の植栽活動や花壇の手入れを精力的に行っています。
5月24日に開かれた総会では、渡辺美喜子さんがハーモニカ演奏を披露。渡辺さんは「活動を始めた頃は自転車や冷蔵庫が捨てられていた。今は想像もつかないほどきれいになった」と振り返りました。
滑川会長は「地域の皆さんに喜ばれていることがうれしい。活動の意義を伝えて若い人にも参加してもらえるようにしていきたい」と話していました。
コスモスの会
キャップ回収しワクチン支援に
東京・日野市
回収したキャップを市社会福祉協議会に届けるコスモスの会のメンバー
東京都日野市の「コスモスの会」(代表=窪田知子市議)は、ペットボトルのキャップを回収し、市社会福祉協議会に届ける活動を2008年から続けています。キャップはリサイクル資源として社会福祉法人が販売。売上金の一部が認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付され、途上国へポリオなどのワクチンを送る活動に使われます。
キャップの回収は年4回で、これまでに54回実施。回収したキャップの総重量は3トンを超え、ワクチン1428本分に相当する量といいます。回を重ねるごとに協力する人が増え、現在では約450世帯が運動に協力しています。
活動が始まった当初から参加し続けている今井好子さんは「負担が大き過ぎないから続けてこられた。活動について『すごいね』と言ってもらえる」と話します。
窪田市議は「SDGs(持続可能な開発目標)の理念にかなう活動として、今後も継続したい」と決意を語っていました。
六反さくらグループ
公園周辺の清掃に感謝の声
大阪市
大阪市平野区の「六反さくらグループ」(和田昭和代表)は2013年に結成。「六反さくら公園」の開設を受け、地域貢献を通して信頼を広げようと、会が立ち上げられました。毎月最終日曜日の朝、公園や周辺の道路で清掃活動を実施しています。また、利用者からの声を受け、これまでに時計台や公衆トイレの設置を行政に要望し、実現しました。
公園は保育園の運動会やゲートボール、盆踊りなど、さまざまなイベントで使われています。清水妙子さんは「感謝の声を寄せていただいている。とてもうれしい」と喜んでいます。冨士昭雄さんは「自分自身の健康のためにもなっている。今後は他の場所の清掃もできれば」と意気込みを語っています。
5月28日に行われた活動では、ごみや落ち葉などを回収しました。和田代表は「地域の公明党の代表との思いで活動に取り組んできた。地元の人が気持ち良く過ごせるように続けたい」と話していました。