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次期衆院選 小選挙区 11氏勝利へ準備進める
子育て支援、素案に公明の主張反映
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は1日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、次期衆院選への対応や、今月に政府が取りまとめる「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)について大要、次のような見解を述べた。
【次期衆院選】
一、5月31日に小選挙区予定候補として現職を中心に7人を公認した。既に4人の公認を決定しており、合計で小選挙区では11人の公認になる。現有の比例区23議席とともに挑戦していきたい。小選挙区の準備は一定の時間がかかる。これをスタートとして予定候補は、それぞれの地域で支持を固めてほしい。
一、公明党として二桁の小選挙区予定候補を公認した。小選挙区での女性候補擁立も久しぶりだ。応援の体制も整えながら、しっかり取り組んでいく。
【骨太の方針】
一、特に、子育て支援について公明党は「子育て応援トータルプラン」を軸に、政府に提言を重ねてきた。公明党の主張が最終的に骨太の方針に盛り込まれるよう、しっかり議論していきたい。
一、政府が「こども未来戦略方針」の素案を発表するのに先立って、31日に岸田文雄首相から電話をいただいた。(2024年度から3年間で集中的に取り組む)加速化戦略実現のための財源として年3兆円を見込んでいたが、岸田首相の強い指示によって3兆円半ばまで確保するとのことだった。
一、具体的には、高等教育の負担軽減や貧困家庭、障がい児、医療的ケア児などに対応していくとの説明を受けた。公明党の主張に沿う内容だと受け止めている。党としても素案について、しっかり議論したい。