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2019年5月18日

自然冷媒で温暖化防げ

廃棄フロン、適切に処分
古屋副代表

古屋副代表=17日 衆院環境委

衆院環境委員会は17日、地球温暖化の防止に向けて温室効果の高い「代替フロン」の規制を強化するためのフロン排出抑制法改正案を全会一致で可決した。

 採決に先立つ質疑で公明党の古屋範子副代表は、パリ協定に基づく政府の温室効果ガス削減目標の達成に向け、冷凍装置などの冷媒で使われている代替フロンの適切な処分とともに、「温暖化に影響のない自然冷媒の開発、普及が重要」と訴えた。

 勝俣孝明環境大臣政務官は、産学官のプロジェクトで、アンモニアなどを活用した自然冷媒技術の開発を進めるとともに、「(事業者らが)自然冷媒機器を導入する際の補助制度で普及を促していく」と答えた。

 このほか古屋副代表は、業務用冷凍機器などの廃棄時に、所有者らが代替フロンを確実に回収するよう、都道府県による指導・監督の強化を求めた。

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