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構造的賃上げへ支援
「骨太方針」骨子案を議論
党政調
骨太の方針の骨子案について議論した党政調=29日 衆院第2議員会館
公明党政務調査会(高木陽介会長)は29日、衆院第2議員会館で全体会議を開き、政府が6月の取りまとめをめざす「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の骨子案について議論した。
政府側は、骨子案のうち、構造的賃上げの実現に向けた労働市場改革や「人への投資」の強化、少子化対策や子ども政策の抜本強化の方針を説明。また、防災・減災や国土強靱化の推進、グリーン化・デジタル化の加速、インバウンド(訪日客)戦略の展開などについても紹介した。
出席議員からは、物価高を踏まえた家計への支援が必要との意見が出た。少子化対策や子ども政策の抜本強化に関し、地方自治体の財源確保への支援を求める声が上がったほか、循環型社会への課題を指摘する意見も寄せられた。