公明党トップ / ニュース / p296403

ニュース

2023年5月26日

国際秩序の維持へ協力

「法の支配」を基軸に 
東南アジア各国の連携重要 
山口代表、シンガポール副首相と確認

シンガポールのウォン副首相(右)と会談する山口代表=25日 都内

公明党の山口那津男代表は25日、シンガポールで次期首相への就任が最有力視されるローレンス・ウォン副首相兼財務相と都内で会談した。岡本三成国際委員長(衆院議員)、河西宏一国際局次長(衆院議員)が同席した。

山口代表は、21日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の意義に言及。G7首脳が法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に関して合意したことを評価するとともに、会議が被爆地・広島で開催されたことから「核兵器のない世界」に向けた「大きな方向性を共有できた」と説明した。

これに対しウォン氏は、今回のG7サミットが国際社会における日本の重要な役割を世界に示す契機になったと指摘。「ルールに基づく多国間の秩序の下に世界の人を結集させようとする日本の取り組みを全面的に支持し、歓迎する」と述べた。

一方、山口代表は今年、日本とASEAN(東南アジア諸国連合)の友好協力50周年を迎えたことに合わせて12月に開催される特別首脳会議に触れ「『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け各国間の連携を確認する良い機会になるよう期待している」と強調。今後もウォン氏と連携し、「対話の機会をつくっていきたい」と語った。

ウォン氏は、シンガポールと日本の外交姿勢について、同じ価値観を共有していると述べた上で、両国のパートナーシップ関係を前進させる考えを示した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア