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2023年5月11日

交通空白地域 ワゴンタクシーの停留所 新設

自治会役員「長年の要望実った」 
公明市議が住民と共に推進 
東京・日野市

待望の「東豊田3丁目」停留所の新設を喜び合う窪田市議(前列左端)と地域住民

「長年の要望が実りうれしい。移動が本当に楽になった」――。こう語るのは、東京都日野市の黒川自治会で役員を務める北川幸子さんだ。同市東豊田3丁目に今月から、地域住民が待ち望んでいた市内を循環するワゴンタクシー「かわせみGO」の停留所が新設された。

この地域は長年、公共交通機関の駅や停留所がない“交通空白地域”だった。一方で、市立病院や最寄りのJR豊田駅へ向かうには、急な坂を上る必要があり、高齢者などから「移動が大変で外出するのをためらう。交通が不便で困っている」などの声が上がっていた。

2006年、初当選から間もない公明党の窪田知子市議は、地域の党支持者を通じ、北川さんから地域に公共交通機関がなく困っているとの相談を受けた。以来、毎年の予算要望で「交通空白地域の解消を」と訴えるなど、地域の課題解決に一貫して取り組んできた。

17年には地域住民がワゴンタクシーの運行を求める署名活動を実施。窪田市議が仲介役となり、大坪冬彦市長へ381筆の署名を手渡した。こうした活動が実り、市は今年1月、この地域への停留所の新設を決めた。

「かわせみGO」は9人乗りのワゴン車で、豊田駅南口や市役所、市立病院、平山城址公園駅などを巡回する。料金は大人が200円、子どもが100円。未就学児は無料。新設の「東豊田3丁目」停留所には、「かわせみGO」が一日4回停車する。

窪田市議は「市民の声を形にできて本当によかった。市内にあるその他の交通空白地域の解消へ、これからも尽力していく」と語っている。

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