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県道の迷惑駐車を一掃
党員・議員の連携でポール設置
兵庫・尼崎市
迷惑駐車防止のポール設置を喜ぶ住民と(左端から)田中市議、谷井県議
公明議員の連携で相談を解決――。兵庫県尼崎市西川1丁目を通る県道にこのほど、路肩の迷惑駐車を防止するポールが約150メートルにわたって設置され、近隣住民から喜ばれている。
現場は1車線の一方通行で、これまでトラックや自動車が何台も路肩のスペースに長時間駐車。このため道幅が狭くなり、路側帯を歩く住民が接触事故の危険を感じたり、深夜のエンジン音の騒音やごみのポイ捨てなどの迷惑行為が続いていた。
昨年秋、こうした状況を西川高層住宅自治会の藤原寛子会長が壮年党員の吉永洋さんに相談。吉永さんが公明党の田中俊幸市議に「住民が困っている。何とか解決してほしい」と訴えた。
田中市議は早速、現場を視察。市当局に迷惑駐車の防止対策としてポールの設置を打診したが、市の要望を受けた県の回答は「警察の案件になるので、すぐには難しい」とのことだった。そこで田中市議は谷井勲県議と連携。谷井県議は県の西宮土木事務所に対し、「事故防止につながり、住民の命と生活の安心を守ることになる」と指摘し、ポールの設置を求めていた。
藤原会長らは「ポールが設置され、迷惑駐車がなくなった。本当にありがたい」と感謝していた。