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道路の復旧支援を早く
能登地震で石川県が国交相に要望
斉藤国交相(中央)に要望する馳知事(右隣)ら=15日 国交省
斉藤鉄夫国土交通相(公明党)は15日、国交省で、石川県の馳浩知事と会い、5日に最大震度6強を観測した能登地震からの復旧・復興に関する要望を受けた。公明党の中川宏昌衆院議員、新妻秀規参院議員が同席した。
馳知事は、能登地方では昨年6月にも震度6弱を観測するなど「度重なる大地震に地元の落胆は大きい」と強調。国交省に対し、道路や山腹崩壊など被災施設の早期復旧支援のほか、地域を支える観光産業への支援などを求めた。中川氏は被災地の高齢化を踏まえ、復旧作業や生活再建に向け、緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE」の活動拡大などを訴えた。
斉藤国交相は「被災施設の早期復旧を全力で支援するとともに、災害を未然に防ぐ施設の整備促進に必要な予算確保に努める」などと応じた。