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人口減を踏まえて議論
衆院選挙制度で強調
輿水氏
衆院選挙制度を巡り意見を交わした与野党の協議会=15日 衆院第2議員会館
自民、公明、立憲民主など与野党6党による「衆院選挙制度協議会」が15日、衆院第2議員会館で開かれ、現行選挙制度の検証・評価をテーマに協議した。公明党から輿水恵一衆院議員が出席した。
協議会では、現行の「小選挙区比例代表並立制」に至るまでの議論の経過や、1990年代の選挙制度改革に対する識者の評価、諸外国の選挙制度について衆院事務局などから説明を聞いた。
輿水氏は、選挙制度改革に関して「現行制度の導入時には、人口減少や地方の過疎化といった課題は見えていなかった」と指摘。「新たな変化に対応した制度となるよう、さらに議論を深める必要がある」と強調した。
協議会では、次回会合で議員定数や選挙区割りのあり方について議論することを申し合わせた。