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東京・足立区議選 スタート
当落線上の攻防激化
公明13候補、全員当選へ執念の猛攻を
21日(日)投票
東京都足立区議選(定数45)が14日(日)告示され、21日(日)の投票に向け、決戦の火ぶたが切られた。14日の告示日には、公明党の山口那津男代表が公明候補の応援に駆け付け、「小さな声を聴く力があり、ネットワークを生かした政策実現力があるのは公明党だけだ。激しい選挙戦をどうか勝たせてほしい」と力強い支援を訴えた。
足立区議選に公明党からは、現職の小泉ひろし(68)、たがた直昭(58)、いいくら昭二(63)、長井まさのり(60)、岡安たかし(59)、くぼた美幸(57)、佐々木まさひこ(66)、吉田こうじ(64)、さの智恵子(59)、大竹さよこ(53)、石毛かずあき(53)、水野あゆみ(43)、新人の太田せいいち(49)の計13人が立候補し、足立完勝へ、渾身の遊説を開始した。
立候補者は公明13のほか、自民19(現16、新3)、立憲3(現2、新1)、維新3(新)、国民1(現)、共産8(現6、新2)、れいわ1(新)、参政1(新)、都民ファースト1(現)、諸派3(新2、元1)、無所属11(現3、新8)の計64人。昨年から区内の期日前投票所が増え、投票率アップは必至だ。
自民は、町会や地元企業をかつてないほど引き締め、議席増へ必勝態勢。立憲、国民は堅調。維新は統一地方選の結果を追い風に勢いづく。政権批判を繰り返す共産は、大量のオルグを動員し、議席増に躍起。
一方、公明は「絶対に大丈夫」と切り崩され、支持が伸び悩む。このままでは複数の公明候補が圏外にはじかれかねない危機的状況。前々回の区議選では、1.196票差で公明候補が次点に。全員当選へ、人脈総当たりの猛拡大が不可欠だ。