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「心の復興」成し遂げる
党県本部、熊本地震7年で会議
山口代表が出席
党熊本県本部が開催した復興会議に出席し、あいさつする山口代表=13日 熊本市
公明党の山口那津男代表は13日、党熊本県本部(代表=城下広作県議)が熊本市内で開催した「熊本県復興会議」に出席し、発災から7年を迎えた熊本地震について「公明党は『心の復興』『人間の復興』を成し遂げるとの思いで、真正面から復興事業に取り組んできた」と訴えた。
この中で山口代表は、熊本城の復旧や道路・鉄道の開通、新庁舎建設などが進む被災地の歩みに触れ「年々、着実に復興が進んでいる」と強調。今後の創造的復興の実現に向けては「熊本は先端半導体の拠点づくりが前進しつつある」と指摘し「雇用創出、地域経済の発展に寄与し、熊本が国際的な分野で先端の地域になることは夢がある」と期待を寄せた。
城下県代表は、今も多くの県民が心に震災の爪痕を残している課題に言及し「熊本県本部の議員は、被災者に寄り添う気持ちを永遠に持ち続ける」と誓った。
同会議には、吉田宣弘衆院議員、窪田哲也参院議員、県本部の地方議員が参加した。来賓として、蒲島郁夫知事、大西一史・熊本市長があいさつした。
県防災センター視察も
党熊本県本部が開催した復興会議に出席し、あいさつする山口代表=13日 熊本市
公明党の山口那津男代表は13日、熊本県が先ごろ県庁敷地内に建設した新たな県防災センター(熊本市)を視察した。吉田宣弘衆院議員、窪田哲也参院議員、党県本部(代表=城下広作県議)の県議、市議らが同行した。
同センターは、地上7階、地下1階の鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は9970平方メートル。熊本地震の教訓を踏まえ、低層階の2階に災害対策本部をはじめ主要機能を配置している。
山口代表は「県民の命を守る重要な災害対応拠点だ」と語った。