党山口県本部の臨時県本部大会であいさつする山口代表＝13日　山口市

公明党の山口那津男代表は13日、山口市で開かれた党山口県本部の臨時県本部大会に出席し「地方議員の陣列は党の基盤でありパワーの源泉だ。一致団結して前進していこう」と訴えた。平林晃衆院議員が参加した。

山口代表は「公明党の強みは『小さな声を聴く力』にある。一人の悩みや苦しみを受け止め、確実に形にしていく真摯な努力にこそ公明議員の行動様式があることを確認したい」と強調。「政策を語るにはリアリティーが大事だ。実現に至った過程の具体的なストーリーが一番説得力がある。いかに地道な努力とネットワークを生かして実現したかをしっかり語っていこう」と述べた。

また山口代表は、大会で新たに石丸典子県議が県代表に選出されたことを受け「統一地方選では、公明党の女性当選者数があらゆる党の中で最多となった。その流れの中で石丸県代表が誕生した意義は大きい」と力説した。

石丸県代表は「訪問対話や街頭演説、SNS（交流サイト）を活用した発信など日常活動の強化に取り組み、党勢拡大に全力を尽くす」と抱負を述べた。