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周囲の助け求めやすく
公明提案の「ヘルプシール」配布
大阪・柏原市
障がい者などが日常生活や災害時、周囲に助けを求めやすくするため、大阪府柏原市は今月から「ヘルプシール」を市役所や市自立支援センターで配布している。市によると、府内では珍しい取り組みだという。
このシールは、一般的に障がい者らが周囲の人に配慮を必要としていることを知らせるツールとして普及している「ヘルプマーク」の裏などに貼り、メッセージを具体的に伝えられるようにするため、市と市障害者自立支援協議会が連携して作成したもの。サイズは縦約4センチ、横約7センチで「持病があります」「内部障害があります」など、計11種類のシールが用意されている。
市障害福祉課の畑中麗香課長は「スマートフォンなどに貼り付けたりして、自由に使用することができる」とした上で、支援が必要な人と支援する人を結ぶ媒体として活用が広がればと話している。
公明党の新屋広子市議は中村保治幹事長と連携し、2022年9月定例会で、ヘルプシールの配布を提案していた。
実際に配布されているヘルプシール