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2023年5月12日

コラム「北斗七星」

「ひとり負け」と報じられるほどの議席減だった。統一地方選で共産党は135議席(都道府県・政令市議選44、市区町村議選91)を失った。前回獲得議席の1割強に当たる。マスコミは、党首公選を訴えた京都の党員2人を選挙前に除名したことを敗因に挙げる◆党幹部は除名の影響を否定するが、「『異論封じ』との批判が噴出。閉鎖的とのイメージが広がった」(朝日)ようで、「京都では除名問題の影響が大きく出た。各支部でも批判が相次いだ」(毎日)と共産関係者が語っていたとか◆除名処分を選挙前に下したのは、選挙での勝利以上に、革命政党として特に重要な組織原則「民主集中制」の維持に固執したからと指摘されている◆「主権者たる国民の政治的な意思表示である選挙の結果が、トップの進退に直結したことのない唯一の党」(時事)とされる共産党。“下級は上級に従わなければならない”という民主集中制の下、党の頂点に立つ指導部は絶対なのだろう◆後半戦と同日に投開票の衆院千葉5区補欠選挙では、共産党が野党共闘へ秋波を送ったが、立憲民主党は応じなかったという。除名騒動で独裁的な本質が露呈した共産党に、有権者も他党も嫌気が差しているようだ。(心)

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