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AI開発に福祉と連携
党委員会、就労支援施設を視察
青森・八戸市
アノテーション作業を視察する(左から)宮崎、三浦の両氏=8日 青森・八戸市
公明党障がい者福祉委員会の三浦信祐委員長と宮崎勝事務局長、下野六太氏(いずれも参院議員)は8日、青森県八戸市で人工知能(AI)と福祉の連携による障がい者の就労支援の先進事例を調査した。
「株式会社はちのへ東奥朝日ソリューション」(亀橋進代表取締役)が運営する就労継続支援A型事業所「アクシオ施設外就労」では、AIの精度向上に必要な大量のデータを入力するアノテーション作業を視察。「通所者がパソコンを使い入力したデータは東京大学やトヨタ自動車などで活用され精度が高い」と説明を受けた。
亀橋氏は「福祉とAIの連携で地元産業の活性化と障がい者の雇用促進につなげていきたい」と語った。
三浦委員長は「デジタル活用による障がい者支援を後押ししていく」と述べた。