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「書かない窓口」導入
書類記入せず手続き効率化
愛知・一宮市
書かない窓口の説明を受ける(左から)平松邦江、水谷千恵子、市川の各議員
愛知県一宮市はこのほど、市外からの転入や転出、市内転居の手続きに「書かない窓口」を導入した。前居住地の役所でもらった転出証明書などを窓口のOCR(文字読取装置)で読み込み、タブレット端末に表示し、転入者に確認してもらう。書類の記入は必要ない。
市民課の担当者は「利用者、職員双方の負担が減っている。タブレットは画面の字を拡大でき、高齢者も読みやすいというメリットもある」と話している。
公明党の市川智明市議は2019年9月定例会で、市民・職員の負担を減らすため、書かない窓口の実施を求めていた。