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現場の安全対策 速やかに
知事に緊急要望
滋賀県議会公明党
三日月知事(左)に安全対策の強化を求め要望書を手渡す中村(中)、清水両県議=10日 大津市
大津市大萱の県道交差点で8日、信号待ちの保育園児らの列に車が突っ込み、園児2人が死亡、1人が重体、13人が重軽傷となった事故を受け、滋賀県議会公明党の中村才次郎、清水ひとみ両県議は10日、県庁で三日月大造知事に交通安全対策の早急な強化を求める緊急要望を行った。
席上、中村、清水両県議は「まずは事故現場の安全対策を目に見える形で早急に行うべきだ」と指摘。その上で▽園児らの通園・園外での活動中の安全対策▽自動車の右左折による事故防止のための信号システムの改善▽歩行者を守るためのガードレールの設置――などを求めた。
三日月知事は「いかなる対策をすべきか調べ、早急に安全対策に取り組む」と答えた。