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2023年3月25日

【主張】首相キーウ訪問 日本は復興、人道支援で役割を

岸田文雄首相は21日、ウクライナの首都キーウを電撃的に訪問し、ゼレンスキー大統領らと会談した。

1年以上にわたってロシアによる攻撃が続くウクライナへの支援強化に向け、首相が直接足を運んだことを評価したい。

首相が議長を務める5月のG7(先進7カ国)首脳会議(広島サミット)では、ウクライナ危機が主要議題となる。ロシアの侵略は国際秩序を根底から揺るがす暴挙であり断じて許されないとのメッセージを、世界に発信する機会にしなければならない。

こうした点から公明党の山口那津男代表は、「このタイミングで訪問できたことは非常に意義がある」と強調している。

会談後に発表された共同声明では、ロシアの動きを「違法、不当でいわれのない侵略」と非難。ウクライナ全土からの「即時かつ無条件の撤退」を要求し、対ロ制裁の強化が不可欠との認識で一致した。

また首脳会談では、日本による4億7000万ドル(約600億円)の追加支援が伝えられた。

具体的には、ロシアの攻撃で大規模な停電が続いていることを踏まえ、ガスタービンや移動用変電設備を提供するほか、生活再建に必要なインフラ整備、農業生産の回復などを後押しする。これまでの支援と合わせた総額は約1兆円規模になる。

このほか首脳会談では、地雷や不発弾の処理への協力を一層進めることも確認した。日本は探知機や除去機の開発・活用で国際的に実績を積んでおり、ウクライナ側の期待は大きい。

首脳会談を前に山口代表は、「復興と人道的な支援が日本の役割だ」と述べていた。首相が今回表明した復興・人道支援策を着実に実行し、ウクライナを力強く支え続けていくことが重要だ。

5月の広島サミットには、大統領がオンラインで参加することも決まった。共同声明にある通り、両国の「揺るぎない連帯」を確認した首相のキーウ訪問だった。

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