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2023年3月24日

酪農・畜産、支援力強く

生乳消費拡大への取り組み提言 
農水相に党調査会など

野村農水相(中央左)に申し入れする稲津氏(右隣)ら=23日 農水省

公明党の農林水産業活性化調査会(会長=稲津久衆院議員)と農林水産部会(部会長=下野六太参院議員)は23日、農水省で野村哲郎農水相に対し、生産コストの上昇で離農が進む酪農や畜産農家への支援強化に関する提言を行った。

提言では、経営コストに占める割合が高い飼料費に関して、大胆に対策を講じるべきだと強調。自家配合飼料用のトウモロコシの調達コストの抑制策なども要望した。

また、酪農の危機的な状況を踏まえ、粗飼料のコスト上昇に対する補塡を要請。生乳の国内消費拡大に向けた取り組み強化や需要開拓の支援、国産チーズの消費喚起を求めた。

このほか、子牛価格が低い水準であることを踏まえ、肉用牛の経営安定対策の着実な実施や、鳥インフルエンザ発生農場の経営再建支援、鶏卵の安定供給対策も訴えた。

野村農水相は、詳細を検討中の飼料高対策について、近日中に取りまとめる意向を示した。

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