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ホームドア着実に設置を
事業者の食品ロス削減を支援
都議会予算特委で小林議員
20日の東京都議会予算特別委員会で、公明党の小林健二議員が締めくくり総括質疑に立ち、2021年の都議選で掲げた重点政策「チャレンジ8」の一つ「ホームドアの整備拡大」を迫った。公明党の提案に対し、都がホームドア設置に技術的課題がある駅へ整備する方策を検討する考えを示していたことを踏まえ、取り組みを促した。福田至都市整備局長は鉄道事業者の解決事例を取りまとめ、公表するとした上で「23年度は12駅に補助し、さらなるホームドア整備の推進を図る」と答えた。
また小林議員は、商業習慣により発生する食品ロスの削減に向け、都の23年度予算案に計上されている「賞味期限前食品の廃棄ゼロ行動促進事業」を活用しながら食品事業者などを「支援すべきだ」と訴えた。栗岡祥一環境局長は「中小小売店には、フードバンクなどへの寄贈ルート開拓を促進するための輸送費を助成する」と応じた。