北海道釧路市で山口代表

田中ひでき道議（左）と共に絶大な支援を訴える山口代表＝16日　北海道釧路市

公明党の山口那津男代表は16日夜、北海道釧路市で開かれた時局講演会に出席し、「公明党には一人の声を聴く力があり、地方、国会議員で連携して目標に向かう営みがある。このネットワークを生かした政策実現力こそ党の大切な持ち味だ」と訴え、統一地方選の勝利へ支援を呼び掛けた。

山口代表は、釧路地域の課題について、災害時の防災拠点や観光スポットとして期待される道立広域公園の整備を挙げ、「道が中心になるが、国や市町村も力を合わせなければならない」と強調した。その上で、国土交通相にも現場の要望を届け、インフラ整備や防災・減災、観光振興を進めると語った。

少子化対策では、党が昨年11月に発表した「子育て応援トータルプラン」に触れ、「子育て支援策全体のプランを発表した政党は公明党しかない」と力説し、児童手当の大幅な拡充などに全力を尽くす考えを示した。

会合では、統一地方選の北海道議選（釧路市）に挑む田中ひでき道議が2期8年の実績を報告し、「断じて勝利し、釧路のために全力で働く」と誓った。