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生活の質向上に貢献
リハビリ専門家の講演聴く
党厚労部会など
リハビリ専門家の講演を聴く党厚労部会のメンバーら=14日 衆院第2議員会館
公明党の厚生労働部会(部会長=佐藤英道衆院議員)などは14日、衆院第2議員会館で、リハビリテーションの意義や課題などについて専門家の講演を聴いた。
広島大学病院リハビリテーション科の三上幸夫教授は、自宅のベッドから動けなかった筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者が訪問リハビリで車いすに乗れるようになり、約2年ぶりに部屋の外に出た事例を紹介。リハビリが生活の質向上に与える役割を強調した。
日本リハビリテーション医学会の安保雅博理事長は、高齢化でリハビリの需要が高まっているとした上で、理学療法士の質向上に向けた研修制度の創設などを提案した。