ニュース
谷口ジロー特別展
東京・清瀬市ゆかりの漫画家
風景描いた原画が好評
公明、開催後押し
木原館長(左端)と意見を交わす市議会公明党(中央4人)、やつだこうじ党市青年部長(右端)
「孤独のグルメ」などの原画を手掛けた漫画家・谷口ジロー氏(故人)の特別展「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」が、東京都清瀬市郷土博物館(木原雄嗣館長)で開催され、好評を博している。
谷口氏はデビューした1976年から24年間を清瀬市で暮らし、世界中で親しまれる多くの作品を手掛けた。会場では、同氏が作品づくりで赴いた市内各所などの風景をはじめとする原画55点や、原画のモチーフとなった写真などを展示。
会場を訪れていた女性は「建物や自然風景が優しいタッチで表現されており、温かい気持ちになった」と語っていた。
特別展は3月19日まで。開館時間は午前9時から午後5時で、観覧料は一般500円、高校・大学生は300円(学生証提示)。中学生以下は無料。
市議会公明党の鈴木たかし代表は2020年9月の定例会で谷口氏の特別展開催を提案し、市の魅力として発信していくよう訴えていた。