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2023年2月27日

地域貢献の思いをカタチに

青年党員らが活発に清掃活動 
ココに注目!党活動の工夫

地域に貢献したいとの思いをカタチにしようと、各地で公明党の青年党員らが清掃活動などに取り組んでいます。今回は、党東京都本部の大田総支部と党神奈川県本部の相模中央支部の活動を紹介します。

駅前などで100回超実施
党東京・大田総支部
街頭で党をアピールする運動も

たばこの吸い殻などのごみを集める青年党員ら=18日 東京・大田区

党大田総支部では、青年党員らが1年半ほど前から、大田区内各地で清掃活動を開始。定期的に行いながら活動を続けています。

18日に東急池上線久が原駅周辺で行われた活動には子どもを含めて約20人が集まり、複数のグループに分かれてごみ拾いを行いました。

小田島幸一さん(39)らのグループは商店街や線路沿いを担当。「ここにもあるよ」と、小田島さんの息子の絢都くん(5)が次々とごみを見つけ、袋に入れていきました。ごみを拾いながら商店街を歩くと、近隣に住む女性ら数人から「ご苦労さまです」「偉いわね」などの激励の声が掛けられました。

1年ほど前から、この活動に参加している中園大地さん(34)は、「ごみが減ることで、具体的に地域に貢献しているという実感が湧きます。参加のハードルも低くていいと思います」と手応えを語りました。

清掃活動の後、街頭で公明党の取り組みを訴える青年党員ら=同

清掃活動の後、メンバーは党の実績などをアピールする街頭演説も実施しました。原稿の読み上げや、のぼり持ち、総支部だよりの配布などを分担。駅の利用者らに「公明党です。よろしくお願いします」と声を掛け続けました。

青年党員らによる清掃などの活動は、これまでにJR・東急の蒲田駅や東急多摩川線下丸子駅など18の駅前と、公園など14カ所の計32カ所で行われ、合計の実施回数は100回を超えます。

清掃活動でごみが大量に発生することを知った地元の公明区議が動き、駅前にごみ箱が設置された地域があるほか、学生団体が活動に協力したケースもあるなど、反響が広がっています。

党大田総支部では、こうした活動を継続し、参加するメンバーを増やしていく方針です。

月4回のペースで継続
党神奈川・相模中央支部

公園内を回ってごみを集める青年メンバー=19日 相模原市中央区

党相模中央支部の青年党員らでつくる「クリーンさがみりょく発見隊」(吉村達也代表)は、昨年10月から清掃活動をスタート。月4回、相模原市中央区内にある鹿沼公園、淵野辺公園、横山公園と、市役所周辺の4カ所を巡回して実施しています。

19日は鹿沼公園で活動。集合時間の9時半になると、30人を超えるメンバーが続々と集まりました。

寺山大さん(27)らのグループは公園内の池の周囲からごみの捜索を開始。「なかなか見つからないな……」と序盤はあまりごみがないようでしたが、道路と面した公園の隅のエリアにたどり着くと、道路から投げ込まれたとみられる飲料の空き瓶などを次々と見つけ、手際よくごみ袋に回収していきました。

毎回の活動に参加している佐藤正嗣さん(39)は「きれいな状態を維持し、みんながごみを捨てない環境を維持したい」と意気込みを話していました。

子ども同士が交流する場に

親子連れで参加する人も多く、家族サービスの一環になっている人もいるそうです。活動を続けて良かったことを吉村代表に尋ねると、「地域に貢献できるだけでなく、子ども同士の交流や、青年党員同士の懇談の場にもなっている」との答えが返ってきました。吉村代表は「メンバーが楽しいと思っているから、ここまで継続できた。これからも続けていきたい」と、青年が主体となった地域貢献の決意を語っていました。

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