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多様性認め合う社会を
庄子氏、LGBTの市民団体と意見交換
LGBTの当事者団体から話を聴く庄子氏(右から4人目)ら=13日 仙台市
公明党の庄子賢一衆院議員は13日、仙台市内でLGBTなど性的少数者の当事者団体「にじいろCANVAS」と意見交換した。鎌田城行、小田島久美子の両市議、大池康一党県青年局次長が同席した。
共同代表の小浜耕治さんと小野寺真さんは「性のあり方は本来多様だが、社会が標準とする異性愛規範から外れると排除され、孤独・孤立問題につながりかねない」と指摘し、相談拠点の整備や性教育の重要性を強調した。
一方、性的指向や性自認への無理解や偏見から自殺念慮を抱く当事者も少なくないとして「LGBTを社会的存在と位置付け、『差別は許されない』と明記した法案の成立を公明党がリードしてほしい」と強く訴えた。
庄子氏は「誰もが多様な性の当事者だ。互いに認め合う社会の構築へ全力を挙げる」と述べた。