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障がい者リハビリを推進
国立施設の取り組み視察
埼玉・所沢市で党部会など
筋肉が発する電気信号を利用して動かせる「筋電義手」を用いたリハビリの説明を聞く(右から)山本(香)、宮崎、佐藤(英)の各氏=6日 埼玉・所沢市
公明党の厚生労働部会(部会長=佐藤英道衆院議員)と理学療法士制度推進議員懇話会(会長=山本香苗参院議員)は6日、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターを訪れ、障がい者の生活機能の維持・向上に向けたリハビリや研究開発などの取り組みを視察した。佐藤、山本両氏と宮崎勝参院議員が参加した。
同センターは、障がいがある人の自立と社会参加を支えるため、保健・医療・福祉サービスを総合的に提供。障がい者リハビリの中核機能を担う。応対した同センターの森浩一総長はリハビリを巡る課題として、先進的・具体的な成果の追究とともに、全国どこでも受けられる「均てん化」の必要性を挙げた。
一行は施設内で、日常生活の基礎的な動作の獲得や、義手・義足などを活用した身体的機能回復の取り組みなどを見て回った。佐藤氏は「リハビリと医療・福祉との連携が重要だ。優れた知見が全国に広がるよう後押ししたい」と述べた。