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地方政治と公明党
小さな声を大きな力に
「チーム公明」は地域、国に必要
“夜回り先生” 水谷修氏
さまざまな選挙で、多くの党が「豊かな国」「平和な国」「強靱な国」など“大きなこと”を叫んで耳目を集めようとするが、対照的なのが公明党だ。「小さな声を聴く」「一人を大切に」などと住民に寄り添う決意とともに、政策や実績を語る。ここに「国民があって国がある」との公明党の信念がある。「国があって国民がある」という発想になりやすい他の党との決定的な違いだ。
そんな公明党だからこそ、国会議員が恐れ多い存在となって頂点に立つ、よくありがちなヒエラルキー(序列)がない。むしろ、国会議員も地方議員も同じ仲間、「チーム公明」として働き、特に、国民に一番身近な地方議員の存在が光る。靴底をすり減らして地域を歩きながら、困っている人、苦しんでいる人、泣いている子どもがいないか、危険箇所がないか……。課題を丁寧に探しては、国会議員などと手を携えて解決に挑んでいる。
私自身、どれほど「チーム公明」の議員たちに手を差し伸べてもらったか。「明日を見失う子どもたちを救おう」と“夜の世界”で必死に動いてきた私にとって、同じ使命感に立って懸命に働いてくれる公明議員の存在はありがたく、ぬくもりを感じている。だから、私も「チーム公明」の誇り高き一員との思いだ。
公明党は連立与党になって久しい。自公連立政権を家庭に例えると、経済対策や防衛、外交など国の大きな枠組みを決めることが得意な自民党はお父さんで、“一人”に寄り添う政治を進める公明党はお母さんのような存在だ。地方議員をはじめとする「チーム公明」がいるから、政権は国民生活の足元を見失わずに済んでいる。
まさに、「小さな声」から国を動かして、日本を“優しい国”に変えていく「大きな力」を発揮できるのが公明党の地方議員である。地域にとって、この国にとって、これからも絶対に必要な存在だ。統一地方選、何としても勝ち抜いてほしい。