公明党トップ / ニュース / p278820

ニュース

2023年2月3日

地方政治と公明党

“すぐ現場”の姿に信頼 
若年女性支援、難題に真っ向から挑戦 
BONDプロジェクト代表 橘ジュン氏

公明党の強みは、すぐ現場に足を運ぶ、その行動力にあると感じている。つながりは6年ほど前、私の著書を読んだ区議がBONDプロジェクトの相談室まで、支援活動を聴きに訪ねてくれたことから始まった。

この時につないでもらい、後日会った公明党の女性国会議員は「目の前で困っている、その子を救いたいんですよね」と、私たちの思いをすぐ理解し、現場にもすぐ来てくれた。言葉で伝えられない現場を知ろうとする姿勢がありがたく、今も公明党は相談先として頼りにしている。

私たちが支える10代、20代の女性たちは貧困、家族からの虐待、性被害、いじめなど深刻な問題を抱えている。それでも誰にも頼らず、夜の街をさまよっていたり、SNS(交流サイト)上で、その日泊まる場所を探していたりする。関係をつくるのは難しく、支援につながること自体を選んでもらえない場合も多い。

公明党は、そうした難しさに真っ向から関わろうとし、できることを懸命に考える政党だ。ある都議は、困難な問題を抱えた女性たちへの対応について、警察と一緒に考える機会を設けてくれた。必要な連携をコーディネート(調整)できるのも公明党の強みだと思う。

私たちは現場に近い民間団体として、街やネット上をパトロールしながら、困っている女の子を探し、声を掛けている。彼女らが望めば相談にも乗り、保護もする。中長期的な支援なら行政の支援が望ましく、その橋渡しも大切な役割だ。しかし、こうした活動を行う民間団体は、まだまだ全国に広がっていない。

昨年5月、困難な問題を抱える女性を支えるための困難女性支援法が成立した。施策の実施主体となる自治体で、当事者である女性の声を受け止める場所、安全に過ごせる居場所がさらに増えていくことを願うとともに、各地の公明議員がリーダーシップを発揮して推進することを期待している。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア