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新型コロナ そこが知りたい! イベント人数制限の撤廃
満席でも大声が可能
スポーツやコンサート マスク着用などを前提に
政府は1月27日に新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を変更し、声援を伴うスポーツやコンサートなどのイベントの収容人数制限を撤廃しました。同日から適用されており、マスクの着用などを前提に、満席でも大声での応援ができるようになります。これまでの方針では、観客が大声で会話したり、応援歌を繰り返し歌ったりするような場合、収容率の上限は50%を目安としていました。
その上で政府は、最近ではさまざまなイベントで会場の換気などの対策が適切に実施されており、基本的な感染対策が定着していると指摘。他の社会経済活動と比べて特段の制限を設ける必要はないものと考えられるとして、社会正常化への取り組みを段階的に進めていく観点から、基本的な感染対策の実施を前提に、収容率の制限の廃止を決めました。
なお政府は、都道府県が感染状況に応じて国の目安より厳しい基準を設けることも可能としています。また、緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の対象となった地域では、大声を出す場合の収容率の上限を50%とします。