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流域治水を加速化
巴川の防災事業など視察
静岡市で石井幹事長
巴川を視察する石井幹事長(中央左)と(左から)大口氏、盛月県議ら=29日 静岡市
公明党の石井啓一幹事長は29日、静岡市の葵、駿河、清水の各区で進む防災事業を視察した。
清水区では、昨年の台風15号で巴川の氾濫による床上浸水が起きた渋川地区を訪れた。同行した盛月ひろみ県議(県議選予定候補)は被害を防止・軽減する流域治水対策を県が進めていることを説明。「加速化するために、国から財政支援をしてほしい」と述べた。石井幹事長は「平時にいかに備えるかが重要。住民が安心して暮らせるよう国に求めていきたい」と応じた。
駿河区では、牧野まさし県議(県議選予定候補)らと共に、津波対策が行われた大浜海岸を調査。葵区では遊水地として整備された、あさはた緑地を山本あきひこ市議(同)らと視察した。
視察には大口善徳県代表(衆院議員)、4月の静岡市長選に出馬する難波喬司元副知事=公明、自民など推薦=らが同行した。