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医療費控除 簡単に
確定申告 マイナカード活用で
今年1月から確定申告の際にマイナンバーカードを活用することで、医療費控除などの手続きが簡単にできるようになっている。
国税庁は、インターネット上で所得税などの確定申告を行う「e―Tax」と、マイナンバーの個人向けサイト「マイナポータル」を連携。e―Taxで確定申告書を作成する際、スマートフォンなどでマイナンバーカードを読み取ると、1年間分の保険診療分の医療費が自動入力できる。
医療費控除は、1年間に家族で原則10万円を超える医療費(上限200万円)を支払った場合、収入に応じて還付される制度。診察料や薬代、通院の交通費などが対象となる。
公明党は、行政サービスの拡充を含むマイナンバーカードの利活用の推進を一貫して主張していた。
利用には事前設定が必要。国税庁のホームページでは、マイナポータルと連携した医療費控除の申告方法を動画などで詳しく紹介している。