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2023年1月25日

コラム「北斗七星」

この猛烈な寒波で、梅のつぼみが開くのも少し遅れるだろうか。百花に先駆けて咲き、いち早く春の訪れを知らせる梅の花は、今の時期から咲き始め、数カ月かけて列島を北上していく◆平安時代、住み慣れた京都の家の梅の木を見て、「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と詠み、九州の地方機関・大宰府に旅立ったのは菅原道真である◆深い学識と文才を備えていた道真は、宇多天皇に抜擢され、有能な官僚として重用される。政権の中枢、右大臣にまで上り詰めるが、後を継いだ醍醐天皇から突然、無実の罪で大宰府への左遷という宣命が下される。901(昌泰4)年の1月25日のことだった◆左遷の背景には、左大臣・藤原時平らの讒言があった。道真の死去から20年後に名誉は回復され、後世には「学問の神様」と崇められていくが、政敵について、事実を曲げ偽って悪く言うのは、世の常だろうか◆開幕した通常国会。物価高や少子化、外交・安全保障、エネルギーなど重要課題が山積する。国民の暮らしと生命をどう守るのか、責任ある真剣な論戦を望みたい。誹謗中傷のたぐいや、屁理屈で討議の場にも出てこないなどは、愚の骨頂である。(光)

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