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子育てプラン具体化を
通常国会、支援充実への一歩に
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は19日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、23日に召集される通常国会での対応について内政では子育て支援が大きなテーマになるとして「公明党が掲げる子育て応援トータルプランを具体化していく第一歩となる。何をやるのかを国民に提示してコンセンサス(合意)をつくっていくことが重要だ」と力説した。
その上で、子育て支援の充実に向けて「いきなり財源や費用を議論のテーマにすると、かえって国民の誤解や混乱を招きかねない」と指摘。どのような施策を実施するのか、政府との国会質疑を通して明らかにしていく考えを示した。
また、国会論戦では、23日の施政方針演説で岸田文雄首相が示す国内外の課題と、その対策について「国民に分かりやすく浸透させ、政府・与党で決定したことを丁寧に説明する。それが伝わっていく取り組みが重要だ」と強調。「4月には統一地方選が控えている。国会論戦が統一選の追い風になるようにしっかりと団結していきたい」と訴えた。