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2023年1月12日

危機乗り越え未来開く

技術革新で成長力養う 
山口代表 賃上げ継続、子育てを応援 
統一選勝利へ 大阪、京都、奈良、和歌山で集い

公明党の山口那津男代表は10日に京都、11日に大阪、奈良、和歌山の各府県本部の新春の集いに相次いで出席し、「危機を乗り越え、未来を切り開く改革を生活現場から推し進めていく」と述べ、4月の統一地方選の勝利へ支援を訴えた。

党大阪府本部の新春年賀会であいさつする山口代表=11日 大阪市

大阪市内で開かれた党大阪府本部(代表=石川博崇参院議員)の年賀会で山口代表は、物価高騰対策の一つとして賃上げを挙げ「持続的に維持できるよう、経済成長の力を養っていく」と力説。2025年大阪・関西万博を当面の目標に据え、デジタル化や脱炭素化に向けた技術革新を生み出し「成長力を大いに育て、花開かせていきたい」と述べた。

また、公明党の「子育て応援トータルプラン」に触れ、同プランを先行実施する形で、妊娠期からの伴走型相談支援と妊娠・出産時に計10万円相当を給付する経済的支援をパッケージで推進していく担い手は地方自治体であり、地方議員の役割が重要だと指摘。「国に声を届け、国で作った施策をくまなく浸透させていく。その双方向のネットワークの力の基となるのが公明党の地方議員だ」と述べた。

会合では、石川府代表が統一選前半戦に挑む予定候補者を紹介。北側一雄副代表、来賓として自民党の宗清皇一府連会長、大阪府市長会の野田義和会長(東大阪市長)らがあいさつした。

山口代表はこの後、党奈良県本部(代表=おおくに正博県議)、党和歌山県本部(代表=多田純一県議)の集いに出席。奈良では自民党の高市早苗県連会長、和歌山では同党の二階俊博元幹事長らが来賓としてあいさつした。

一方、山口代表は10日、党京都府本部(代表=竹内譲衆院議員)が京都市内で開いた新春政経セミナーで講演し、激変する国際情勢を踏まえた安全保障や外交に関する考えを述べた。中国との関係について「建設的で安定した日中関係をつくる。機会を捉えて訪問し対話したい」と述べた。

竹内府代表は「国内外の諸課題の克服には、安定した政権による実行が重要だ」と指摘。山本香苗参院議員と、来賓の西脇隆俊府知事、門川大作京都市長、京都府医師会の松井道宣会長があいさつした。

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