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“小さな声”実現に総力
記者会見で山口代表 夏の参院選勝利へ勢い
統一地方選後半戦の結果を受け、記者会見する山口代表=22日 党本部の開票センター
公明党の山口那津男代表は22日午後、統一地方選後半戦の結果を受け、東京都新宿区の党本部で記者会見し、大要次のような見解を述べた。
一、後半戦で公明候補が全員当選を果たし、公明党のネットワークの力を一層強化、深めることができた。党員、支持者、創価学会員の皆さまの昼夜を分かたぬ献身的なご支援に心から感謝を申し上げたい。
一、公明候補の豊富な実績を具体的に語る説得力や、真摯な姿勢に数多くの有権者から共感を得た。党として3000人近い議員ネットワークを確保し、女性比率は3割を超えた。この勢いで夏の参院選の大勝利へ戦いに尽力してまいりたい。
一、(今後の取り組みについて)議員の日常活動を有権者に目に見える形で分かりやすく伝えていくことが必要だ。また、子育て支援や認知症対策など、きめ細かな課題やニーズを敏感にキャッチし、それを政策にしていく鋭敏な取り組みが重要だ。ネットワークを生かした政策推進に取り組み、その結果を有権者に訴えていきたい。
一、(衆院大阪12区と沖縄3区の補欠選挙について)自公で推した候補が敗れたが、それぞれ選挙区特有の事情があった。敗因を、より厳しく分析した上で、夏の参院選でその教訓を生かし、自公で協力し合いながら、政治の安定確保のために頑張っていきたい。
一、(今年10月の消費税率引き上げについて)消費税は大局的、中長期的な見地から、社会保障に必要な財源だ。教育の負担軽減、医療や介護の充実などへの国民の期待は大きい。リーマン・ショック級の大きなことが起きない限り予定通り実施するのは、政府・与党の一貫した方針だ。今のところ延期は考えにくい。