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国宝など緊急防火点検
中野氏に政府が表明
質問する中野氏=17日 衆院文科委
政府は17日、パリのノートルダム大聖堂の火災を受け、国宝や重要文化財の防火対策などについて緊急点検に入ったことを明らかにした。衆院文部科学委員会で公明党の中野洋昌氏の質問に対し、柴山昌彦文科相が答弁した。
中野氏は、ノートルダム大聖堂の出火原因が判明していないことを踏まえ、「日本においても、さまざまな文化財があり、同様のことが生じる可能性がある」と指摘し、「防火対策について、点検・指示を進めていくべき」と強調した。
柴山文科相は「国宝、重要文化財の防火対策などについて緊急で点検を行う」と表明。また、フランス政府から要請があれば積極的に技術支援を行う考えを示した。