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2022年12月14日

志位氏の「総決算的反論」も「共産の暴力革命は不変」と政府

編集メモ

「党創立百周年記念講演で『日本共産党は暴力革命と無縁』とあれだけ丁寧に話したのに理解能力がないのか、理解しようとしないのか」。日本共産党の志位和夫委員長は7日、ツイッターに、いら立ちをこう投稿した。

政府が6日に閣議決定した答弁書の中で、9月の志位氏の記念講演を「承知している」とした上で、同党について「暴力主義的破壊活動を行った疑いがあり、また、同党のいわゆる『敵の出方論』に立った暴力革命の方針に変更はないものと認識しており、現在でもこの認識に変わりはない」との見解を示したことに対するものだ。答弁書は日本維新の会の議員の質問主意書に答えた。

志位氏が「丁寧に話した」という記念講演は、1950年代の同党の武装闘争について、“分派がやった”と改めて強調し、武装闘争方針は“ソ連・中国の干渉のせい”と言わんばかりに主張した代物。同党の暴力的破壊活動の責任逃れを図る言説を長々と述べたものだ。

しかも、政府が問題視する「敵の出方論」について、答弁書の閣議決定後も「表現そのものを党としては廃棄している」(小池晃書記局長)と反論しているが、「廃棄」したのは「表現」に過ぎず、「敵の出方論」そのものは廃棄していない。

というのも、そもそも「敵の出方論」は、志位氏が記念講演で足跡をたたえた党の元議長・宮本顕治氏が遺した方針であり、「廃棄」できようがない。宮本氏は1958年の第7回党大会で「革命への移行が平和的な手段でおこなわれるように努力するが、それが平和的となるか非平和的になるかは結局敵の出方による」とし、これを「マルクス・レーニン主義の革命論の重要原則」と強調している。

志位氏の記念講演は「『暴力革命の党』という攻撃をはじめ、幾多の反共攻撃に対する総決算的な反論」(9日付「赤旗」)だそうだが、政府の見解には何ら影響を与えなかったようだ。(之)

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