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在宅就労支援が生きる希望に
公明党と二人三脚で12年
熊本市で秋野氏 難病と闘う大騎さんを激励
動画投稿サイト「ユーチューブ」の公明党公式チャンネルで好評配信中の動画「歩けなくても、ぼくは歩みを止めない。―大騎さんと公明党の二人三脚の歩み―」で描かれた、佐賀県鳥栖市の小林大騎さんと公明議員の今を追った。
「努力次第で大学卒業後に自分の好きな仕事ができると思うと、生きる勇気が沸きました」――。関節や軟骨に異常が出る病「変容性骨異形成症」と闘う大騎さんは、こう語る。
同症は患者数が世界で約20人といわれ、治療法も解明されていない。大騎さんは現在、同症と闘いながら福岡市内の大学に通い、IT関連の資格取得をめざしている。
公明党の秋野公造参院議員は約12年前から大騎さんと交流を深め、励ましを送り続けてきた。同症に関する研究を進めるよう国に働き掛け、疫学調査のための症例収集を実施するよう後押し。その結果、同症が来年度、国の指定難病に認定される見通しとなった。
障がい者の就労支援も推進してきた秋野氏はこのほど、将来に不安を抱いていた大騎さんと熊本市内で会い、在宅就労支援事業団の田中良明理事長を紹介。加えて、在宅ワークが可能な職業や障がい者雇用に積極的な教育機関などがあることを伝え、就労移行支援制度を活用すれば幅広い分野で働けると激励した。
「学ぶことへのモチベーションが高まった。与えられた仕事だけでなく、自分で仕事が選択できるよう力を付けたい」と語る大騎さん。その陰には常に寄り添い、“声なき声”を国に届ける公明議員の姿がある。