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公明は迅速に動いてくれた
治安悪化を懸念 河川敷で伸び放題の草木除去
茨城・坂東市
河川敷の雑草と雑木が除去され喜ぶ桜井市議(左)と神矢正男さん(右)、啓子さん
「長年抱いていた不安が取り除かれ、安心して住み続けることができます」。茨城県坂東市馬立にある1級河川飯沼川の河川敷約900平方メートルに生い茂っていた雑草と雑木が定期的に除去されるようになり、親戚同士で近隣に約50年暮らす神矢正男さん、啓子さんは安堵の表情を浮かべる。
長年にわたって放置されていた雑草と雑木によって、河川敷一帯の見通しは悪化。雑木は高いもので12メートルにも達していた。さらに、工事現場から出た残骸と思われるごみ、布団やエアコンといった生活用品も捨てられ、不法投棄の温床と化していた。夜中には草むらで光るものが動くこともあり、住民の間で「不審者が住んでいるのでは」とささやかれる場所となっていた。「放置しておけば治安が悪化し、火事が起きたら家に燃え移るかもしれない」。2人は不安で眠れぬ夜を過ごした。
雑草と雑木を除去してもらいたい――。地域住民は何度も市役所に足を運び、対策を訴えた。しかし、飯沼川の河川敷は県の管理。事態の解決は遅々として進まなかった。こうした実情が一昨年7月、啓子さんの知人の公明党員から桜井広美市議(市議選予定候補)に伝わった。桜井市議はすぐに県が管轄する境工事事務所へ直談判。これを受けて昨年6月、河川敷の雑草と雑木が除去された。そして毎年1回の除去作業も行われることになった。8月29日には2回目の除去作業が実施された。
先ごろ現地を訪れた桜井市議に対し、啓子さんは「公明党は市民のために迅速に動いてくれた。今後も相談していきたい」と信頼を寄せる。