ニュース
コラム「北斗七星」
先の山形県議選、山形市で開かれた街頭演説会での出来事。“定位置”となっている会場から大通りを挟んだ向こう側に、子どもを預かる施設が新設されていた。「ここは、音量を下げないといけないね」。応援に駆け付けた井上義久副代表が確認すると、遊説隊員が宣伝カーのスピーカーの向きを変えた◆演説が始まると施設から職員が表に出てきた。苦情かと心配になったが、小さな子どもを抱っこしながら聞いている。別の職員は、話の合間に大きく手を振っていた。その施設は児童発達支援事業所「まなびのへやバンビーナ吉原」である◆「バンビーナ」は同県で、まだ数少ない医療的ケア児を預かる施設。運営会社ヴォーチェの佐藤奈々子代表が6年前、10人の障がい児を受け入れたのが始まり◆佐藤さんが事業を始めると、すぐに施設は定員に達した。障がい児を育てる保護者から「定員を増やして」との要望が相次ぐも資金がない。施設整備に使える県の補助金も「始めたばかりの小さな事業所は対象外」と申請できなかった。知人に紹介されて相談した公明県議が話をじっくりと聞き、国、市の公明議員とも連携し、施設の拡充をバックアップした◆井上副代表はこの逸話を交えて、訴えた。「公明党には小さな声を聴き、実現する力がある」。ここが他との違いだ。(川)









