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2022年11月28日

新型コロナ そこが知りたい!

第8波「対策強化宣言」とは 
医療負荷 増大時に発令 
営業自粛要請せず、慎重な行動求める

新型コロナ感染状況ごとの対応

政府は新型コロナウイルス感染「第8波」への新たな対応策として、重症化リスクの高い人が外来医療を受診できないような感染状況では、都道府県知事が地域の実情に応じて「医療ひっ迫防止対策強化宣言」を出すようにすることなどを18日に正式決定しました。どのような運用が想定されるのでしょうか。

対応策では、医療現場の負荷に応じて感染状況をレベル1~4に分類。対策強化宣言は、レベル3の「医療負荷増大期」に発令します。このレベルは、発熱外来に患者が殺到し、入院患者も増加しているといった状況で、都道府県は宣言に基づく対策として▽混雑した場所への外出を避ける▽大人数の会食や大規模イベントへの参加を見合わせる――といった慎重な行動を呼び掛けます。また、飲食店での大声や長時間滞在も回避するよう促します。

まん延防止等重点措置に基づく飲食店の営業自粛要請などは行わず、社会経済活動との両立を図ります。

より深刻な場合は出勤の大幅抑制も

一方、医療全体が逼迫して機能を果たせなくなるレベル4「医療機能不全期」が想定される前の段階では、さらに「医療非常事態宣言」を出し、出勤の大幅抑制や帰省・旅行の自粛、イベントの延期などを要請します。

飲食店や施設の時短・休業は要請しませんが、外出自粛要請への理解を求めることとしています。

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