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DV・虐待から親子守れ
党プロジェクトチーム 女性支援3団体が要望
DVと児童虐待の防止を巡り関係3団体の意見を聞いた党プロジェクトチーム=9日 参院議員会館
公明党のストーカー・DV・性暴力等対策推進プロジェクトチーム(PT、座長=山本香苗参院議員)は9日、参院議員会館で、DV(配偶者などからの暴力)被害女性への支援などを担う3団体と会い、DVと児童虐待から親子を守る方策に関して意見交換した。団体側は、虐待がある家庭でDVも起きている事例などを挙げ、一体的な対策を訴えた。
このうち全国婦人相談員連絡協議会は、DV被害者保護の強化やDV・虐待を巡る関係機関の情報共有の徹底、支援の現場の実態把握を求めた。全国婦人保護施設等連絡協議会は、DV・虐待被害からの回復には中長期的な支援が必要だと指摘した。NPO法人全国女性シェルターネットは、DV被害者支援のノウハウを持つ民間団体の活用や、DVに関する教育の充実を要望した。
山本座長は「頂いた意見をしっかり生かしていく」と語った。