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2022年11月18日

結党60年へ立党精神貫く

ネットワークで政策実現 
総合経済対策 地域への浸透早く 
58回目の記念日迎え山口代表

公明党の山口那津男代表は17日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、同日に迎えた58回目の結党記念日に当たり、「さらに立党精神を骨身に染み込ませ、明年の統一地方選に勝利して党の基盤を固め、2年後の結党60年をめざしたい。これを機に新たな出発をしようではないか」と呼び掛けた。山口代表の発言は大要、次の通り。

中央幹事会であいさつする山口代表=17日 党本部

【結党記念日を迎えて】

一、11月17日は公明党が結党された日だ。今年で58回目となる。結党以後、党を支え、発展を導いていただいた党員、支持者、多くの国民の皆さまに心から感謝を申し上げます。

一、立党精神の淵源は、60年前に党創立者から示された。党綱領に「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」と盛り込み、この立党精神を保ち、実践してきた。

一、立党精神は「生活現場の小さな声を聴く力」や「議員ネットワークを通じた政策実現力」に代表される党の行動原理だ。ネットワークの力は全国で発揮され、国で決めたことが地方議員を通じ地域に浸透される。また、地域発の政策が国の政策として実施されていく。この双方向の政策実現力を磨いてきた。例を挙げれば、枚挙にいとまがない。

一、その一例が総合経済対策にも盛り込まれている。対策実施に必要な財源の裏付けとなる2022年度第2次補正予算案が来週にも国会提出される。早期成立を図りたい。実施される具体策を国民に届けるのは、議員ネットワークがある公明党の役割だ。これを徹底できる力があるのは、日本の政党の中で公明党しかないと誇りに思い、国民のために生かしたい。

日中首脳会談、対話による関係構築の一歩に

【日中関係】

一、結党以来、公明党は平和と安定をめざす国際社会の中、中国との関係を重視してきた。国交正常化の道を開いたのも公明党だ。以後、今年は50年の節目になる。日中関係には、山も谷もあったが、一貫して交流の流れを絶やさず、関係を保ってきたのが公明党だ。

一、タイで日中首脳会談が対面で3年ぶりに行われる。主張すべきは主張し、協力すべきは協力し、対話で日中関係を築く第一歩を記した上で、その後の対話の広がりに結び付ける必要がある。日中が建設的で安定的な役割を果たすことが地域や国際社会の平和と安定、繁栄につながる。この展望の下、日中関係を位置付けていきたい。

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